■土用 
『土用』とは、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間のことで、本来は年に4回あったものが今では夏の土用だけが一般 的になっています。
7/20〜立秋前日(8/7頃)の間の丑の日を特に『土用の丑』といい、夏バテ防止に鰻を食べる習慣は、江戸時代の有名な蘭学者平賀源内が当時あまり人気のなかった鰻屋の宣伝にひと肌脱いだのが功を奏し始まったとされています。
また、うどんや梅干しなど、『う』の付くものを食べると元気が出るという説もあり、お灸や海水浴など、日本の暑い夏を乗り切る様々な方法が昔から言い伝えられています。

『喰ひ合はせ絵図を大事の土用入』(長部紅女)


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