■立夏
気象的には6月からが“夏”ですが、二十四節気では陽暦 5月初旬頃からを夏としています。新緑の季節で、九州では麦が穂を出し、北海道では馬鈴薯や豆の種まきが 始まります。
また北日本ではこの頃にようやく桜が満開と なります。旧暦ではこの日から立秋までをいわゆる“夏” としています。

『滝おもて雲おし移る立夏かな』(飯田蛇笏)
参考:二十四節気(にじゅうしせっき)とは?

太陽年をその黄経に従って24等分して、季節を表すのに用いる中国 古来の語。等分点はそれぞれ立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・ 立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒 露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒と名付けられていま す。


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