■梅雨と傘

梅雨とは、春から夏へ季節が移り変わるとき、日本、中国など東アジアの地域だけにみられる雨の季節をいいます。梅雨入りは梅雨前線が日本の南岸に停滞し始める時です。本格的な梅雨に入る前の5月中旬から下旬にかけて梅雨のようなぐづついた天気になることがあり、これを梅雨のはしりといいます。一般にはその後しばらく晴天が続いた後、本格的な梅雨にはいりますが、年によっては梅雨のはしりが長引き、そのまま梅雨にはいることもあります。
暦上の入梅は6月11日となっているが、ここ数年の傾向として日本の梅雨は早く始まり、期間は長くなっているといいます。
そして、雨の日の必需品といえば99%の人が「傘」と答えるでしょう。日本洋傘振興協議会では、入梅にあたる6月11日を「傘の日」と定め、毎年、ファッション性や機能性など傘の持つ多様な魅力の紹介に勤めています。また、傘はその形状が”末広がり“のため、傘は縁起物とされてきました。このため、結婚式の引き出物をはじめ、父の日、母の日や進入学、就職等の贈り物として、あるいは会社関係行事の記念として大変喜ばれ重宝されています。そんな傘が一年で一番活躍する時期に備えて新調してはいかがですか?雨の日の外出も楽しくなるかもしれません。

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